癌は転移する前に治療を行なうことが大事|生死を左右する病気

がん予防と最新の検査法

病院

大腸がんは、発生要因を控えることで予防できるがんです。食生活や生活習慣に気を付けることがとても大切です。大腸がんの検査法は日々進化しています。最近では、患者の負担が少ない検査法も確立されています。大腸がんが気になる時は、必ず検査を受けることが重要です。

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人気の病院と心がけ

病院

放射線治療に特化したとある病院ではほかの病院で治療法がないといわれた患者も受け入れ、治療の成果を上げており、全国から患者が集まる人気の病院になっています。治療中はだるくなったり疲れたりしやすいので、そういった異変を感じたときは無理をせずに休みましょう。

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症状が進んだ患者の治療

2人の男性

癌は病状の進行に応じてステージ0から4までの5段階があります。最も進行したステージ4は他臓器への転移が認められた状態ですが、放射線治療や抗癌剤治療など治療の選択肢は多く残されています。医療設備の整った病院ほど高度な治療が受けられるため、ステージ4の生存率やQOL維持にも有利です。

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ステージ4をどう治すか

男の人

手術を受けても油断は禁物

あらゆる病気の中で癌が日本人の死亡原因の上位を占めているのは、その異常な増殖力に理由があります。短期間で病巣を急激に拡大させるばかりではありません。癌細胞は血流やリンパ液の流れに乗って全身に転移する性質を持っています。そのため原発病巣から遠く離れた臓器や骨にも転移します。癌治療の多くは、いかにしてこの転移を抑えていくかに力が注がれているのです。医療技術が大きく進歩した現在でも、癌を治すための最も有効な治療法は外科手術による病巣切除に変わりありません。ステージ0やステージ1と呼ばれる初期段階なら、手術だけで完治する例も少なくないのです。病状が進行したステージ2以降でも、手術が可能なケースでは5年生存率が大きく向上します。それだけ重要な手術が成功したとしてもまだ油断は禁物です。手術で切除できるのはサイズが数センチ以上の病巣に限られます。それよりも小さな癌細胞は外科医の手で取り除くことが難しいため、手術をしてもごく小さな細胞が残される可能性も否定できないのです。手術後5年間は再発を警戒し、定期的に検査を受ける必要があります。場合によっては手術前後に化学療法を併用することもあります。

ステージ4でも治療は可能

自覚症状の少ないタイプの癌では、発見された時点で他臓器への転移が見つかる例も少なくありません。検査の結果転移が認められればステージ4と診断されます。他の臓器や骨に先立ってリンパ節に転移する例も多く、その場合はステージ3に当てはまります。手術後の転移が発見されたケースも含め、いかにしてそれらの癌細胞を減らしていくかが治療の焦点となります。転移が特定の臓器1個所に限定されている幸運な例では手術による完治も可能です。複数の臓器や器官・骨に転移している場合は手術ができませんが、放射線治療や化学療法・免疫療法が力を発揮します。中でも手術不能なステージ4の患者さんを多く救っているのが免疫療法です。免疫療法では副作用の大きい抗癌剤に代わって、患者さん自身の免疫細胞を薬のように使います。樹状細胞療法やNK細胞療法といった方法が特に高い成果を出しており、ステージ4と診断された患者さんのQOL(生活の質)を大きく向上させているのです。免疫チェックポイント阻害剤による転移癌縮小例も報告されています。そうした免疫療法と放射線療法・抗癌剤を併用することにより、ステージ4患者にも治療の道が残されているのです。